くすりやさん - 2006/08

健康食品・美容

2006年08月19日(Sat)▲ページの先頭へ
動脈硬化とコンドロイチン
《動脈硬化とは?》
動脈硬化というのは血管(動脈)の老化現象の事で、もともと軟らかなゴム管のような動脈が、歳と共に徐々に硬くなった状態です。
そのために、血液を通す血管の内腔が狭くなり、体全体に送られる血液が通りにくくなります。
生理的な動脈硬化は、加齢と共に誰にでもみられますが、その進み方・起こり方には人によって差があります。
動脈硬化を促進する因子として、高脂血症、肥満、高血圧、糖尿病、ストレス、
喫煙、遺伝などがあげられます。今、話題のメタボリックシンドロームも、主に動脈硬化になるリスクを減らす為の指標です。

《動脈硬化の原因は?》
動脈の壁(内皮細胞)に傷ができると、そこに血液中の脂肪成分(コレステロールなど)がしみこんで蓄積します。さらに、動脈壁の破壊された細胞や血液の中の一つの成分である血小板の凝集によってつくられた血栓などが関与して、『おかゆ』のような動脈硬化(粥状硬化)が起こります。
また、カルシウムの沈着等も加わって、出血、血栓、潰瘍、石灰化を伴う複合した病変へと進行します。
動脈硬化は体内のどの動脈にも起こりますが、脳(脳梗塞)や心臓(心筋梗塞、狭心症)で起こると、生命に関わる大きな問題になっていきます。

《コンドロイチンと動脈硬化の関係》
主に、
1 血管の弾力性の保持(結合組織の成分)
2 血管内壁へのコレステロール沈着抑制(LPL遊離促進作用による脂血清澄作用など)
3 血栓予防(作用は弱いがヘパリン類似の血液凝固阻止作用有)などが報告されています。
『人は血管とともに老いる』と言われます。コンドロイチン硫酸は、その血管に多く存在します。

☆★ コンドロイチン硫酸といろいろな病気 ★☆
☆首、肩のこり
首やかたのこりに悩む日本人は成人の80%にも達するといわれ、近頃では小・中学生の肩こりも増えているようで、日本人特有の症状で、英語には『肩こり』を意味する言葉はありません。
このような首と肩のこりは、日本人の独特の姿勢にあるといわれます。私たちの歩く姿は、前屈みで足を引きずる『負け犬』スタイル。
坐るときも猫背が普通で、背筋をピンと伸ばして正座するのは、お寺で慣れない座禅の修行をしている時か、宴席で社長の向かい側に坐るときだけ。
その他多くの時間はワン・ニャン・スタイルですから、どうしても首や肩の血液循環が悪くなり、それが筋肉の『こり』という形で現れるのです。
それなら、どうして胸や腹がこらずに、首や肩ばかりがこるのかというと、首の上には重さが3kgもある頭部がのっており、肩には両方で8kgもの腕がぶら下がっているからです。
欧米人に比べ体格が劣ることの多い日本人は、これらの『お荷物』により筋肉の疲労が一層高まり、こりなどの不快感として感じるようになります。
筋肉の血行が悪くなったり、腕の長時間にわたる緊張が痛みやこりなどを誘発するのは、筋肉自身の酸素欠乏が刺激となり、ブラジキニンやセロトニンなどの『発熱物質』が遊離され、これが付近にある知覚神経の痛覚受容体を刺激します。
また、長時間の収縮により、筋肉組織に乳酸が蓄積し、筋肉繊維タンパクを硬くするからと考えられています。
従って、首や肩がこるときは、体操や軽い運動で首や肩の筋肉を動かしてやれば、筋肉内部の血管が収縮と弛緩を繰り返し、強制的に血液循環が良くなり、ラクになるわけです。

コンドロイチン硫酸は、水及びナトリウム、カルシウムイオンを引きつけて筋肉細胞の外部環境を刺激すると共に、硬くなった筋肉に酸素を運び乳酸を排泄する働きを助けるので、これが引き金となって血行促進と同様の効果を発揮するものと考えられます。


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